活躍中の大南同窓生
安全安心のその先へ・・・
我々の暮らしの中に当たり前のように目にする「信号機」実は、その信号機を大牟田で製造している会社があります。それが、信号電材株式会社です。
1972年(昭和47年)、この大牟田から歩みを始め、2022年10月で創業50年の節目を迎えました。
創業者である糸永 嶢 氏の「世に資するもの創り」という揺るぎない信念のもと、安全・安心な交通インフラの実現に向けて、さまざまな課題解決に取り組んできました。
代表的な製品には、車両用信号灯器・歩行者用信号灯器・交通信号用鋼管柱・交通信号用端子箱などがあります。これらすべてを自社で一貫生産しているのは、日本でも信号電材だけだと言われています。ユーザーから寄せられる改善の声に真摯に向き合い、独自の発想による製品つくりを続けることで、徐々に自社製品開発の比重を高めてきました。


本格的に信号業界に打って出るためには、相当の努力が必要でした。信号電材はまず、交通信号用鋼管柱を考案し、鋼管内に配線を通すことで、外部配材をなくしました。鋼管柱そのものも軽量化し、施工性を高めた結果、いくつかの県警本部で採用されるようになりました。これを機に、従来は錆びやすい鉄製だった信号灯器を、軽くて錆びにくいアルミダイカスト製へと転換しました。さらに、西日など太陽光が信号灯器の反射鏡に当たることで色が判別しづらくなる「擬似点灯」の課題を解決するため、「西日対策信号器」を開発するなど、ユーザーの声に真摯に向き合いながら開発を進めてきました。
その地道な取り組みは、小さな灯がやがて多くの人の心に灯りをともすように、信頼と評価へとつながっていきました。
現在、信号器の光源が電球から長寿命のLEDへと移行する中で、警視庁に採用された「LED式車両用信号灯器」の製造が大きな役割を担っています。電球そのものの製造終了に伴う交換需要も重なり、出荷量は通年の約2倍に達していると言われています。信号電材の挑戦は今も続いており、これからのさらなる成長が期待されます。
実は、この信号電材にも大牟田南高等学校の同窓生がおられます。
〇相談役(二代目社長) 糸永一平 氏 (23回生)
〇代表取締役会長(三代目社長) 糸永康平 氏 (25回生)
名誉会長(創業社長)・糸永 嶢 氏のこれまでの歩みを大切に受け継ぎ、地域と共に歩む企業として、さらなる発展をめざしておられます。

糸永 嶢 氏

糸永一平 氏

糸永康平 氏
尚、令和8年4月29日付春の叙勲において、糸永康平 氏が、地域社会や業界で長年地道に尽くしてきた方に贈られる旭日単光章を受章され有明新報の一面で紹介されました。


また、このたび氏は「世に資する 信号電材株式会社50年」を出版されました。本書では、創業から現在に至るまでの歩みや、経営を通じて培われた理念、「世に資するものづくり」への思いなどが、具体的なエピソードとともに語られています。
激しく変化する時代の中で、地域に根ざした企業がどのように挑戦を続けてきたのかが伝わる内容であり、卒業生にとっても多くの示唆と励ましを与えてくれることでしょう。
同窓生の皆さまには、ぜひ一度手に取っていただきたい一冊です。
創業50年を節目に、コーポレートスローガン
「すすむをつくる」
を合言葉に更なる進化を目指していく。


記事の内容が気に入ったらクリックしてください!

会長挨拶
各委員会
